人文系学振(DC1)申請のアドヴァイスのような何かの覚書

今日、久々に後輩に会ったら、去年申請した学振の申請書(通った。手続きのことついても色々とまとまり次第書くつもり)を見せてもらえないかと頼まれて、ああ、もう少ししたらそんな季節かと思い、去年申請した時に何をどうしていたのか忘れる前に書いておこうと思いました。(多分後3年も書類を書かなければ何をどうしていたか絶対に忘却しているだろう…)

ただし、私は私が経験したことと他人から聞いた情報しか知らないので、人文系のDC1以外の話は全然わかりません。これは申請したいけどさっぱりどうしたらいいかわからない人文系M2の人のための事柄でしかありませんし、ここに書いたこと真似したけどだめだったとか言われても知りません。

 

去年を振り返って重要だと感じた事柄のリスト

  • ともかく色々な、うまく行った先輩の申請書から真似できるところは真似する。形式、書き方、図の入れ方など注意する点は多々あります。人文系だと図が入れにくいことも多いかと思いますが、図も考案して入れました。忙しい教授がそんなにしっかり読むことは難しいと聞くので、ぱっとみてわかる図が入っていると読みやすいのではないかと思いました。実際にそうかは知りませんし、意味不明な図を入れたら多分逆効果でしょうね。
  • ともかく早めに書き上げる。(重要。初めて書く書類が一発で完璧に書ける人はいないだろうから(少なくとも私は違う)、早めに一度仕上げてそこからブラッシュアップした方が良いと思う。)
  • とりあえず色々な人に見てもらう。分野の近い人と異なる分野の人2人は最低確保するといいのかなと思う。大学によるとは思うけれども、私の大学ではURAの方に見てもらえる企画をしていたので、それに申請して見てもらいました。

 

書く時に考えたことのリスト

  • 読み手には、「これくらい知っているでしょ」みたいな期待をあまりしないで、基本的な事柄から説明する。実際あなたの研究に詳しくない人が読むのですし、運良く(もしくは運悪く)分野が全く同じ人が読んだら、基本的な事柄も知らないと思われるかもしれない。
  • 項目が互いに連関するように書く。何を探究することが目的で、それのために何をどういすることが必要で、それをどのように行っていくかという1つ1つのステップがきちんと連関していることがわかるように。
  • 嘘は書かないけど、ちょっと盛り上げて書く。例えるならば、整形、フョトショはなしで、メイクでがんばるみたいな…。特に研究の独創性と自己評価。研究と自分の将来性を売り込むんだから、自信満々で書いたら良いと思います。自己評価は留学(M2の後半に行くことが決定していたので、書いた時はまだ行っていなかったけど、採用される時には経験済みになっているので書きました。)、英語発表、語学力などプラスになりそうなエピソードをアピールしました。
  • 業績欄は書く頃には時間的にどうにもならないので、ほぼ決まっていた予定も書いて、ちょっとフォントのポイントも上げて頑張ったけど、まあその程度でした…。

思い出せるのはこれくらいかな…。